ジョディー・フォスター 「羊たちの沈黙」
きまぐれ洋画劇場8
「羊たちの沈黙」
輝くスター、ジョディー・フォスターの魅力
アンソニー・ホプキンスが演じる、天才精神科医で、異常殺人鬼のハンニバル・レクターシリーズは
「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」の三つありますが、女性FBI捜査官クラリス・スターリングをジョディー・フォスターが演じ1991年のアカデミー賞で主演女優賞をはじめ、作品賞、主演男優賞、監督賞までのおいしいところすべて持っていったのが「羊たちの沈黙」です。
しかし、このジヨディー・フォスターこんな暗い猟奇的サスペンス映画のなかで、ひときわ輝いています。真っ暗な闇夜の中の一点のシャイニングスターです。このときのFBI新人捜査官クラリスという役柄もはまっていて、ういういしさと一生懸命が心地よく伝わってきます。
「社会人でいえば紺色の新しいスーツに身をつつんだ新人レディって感じがとてもいいです。」
比べるのは失礼ですが、「ハンニバル」のジュリアン・ムーアも最近は「フォーガットン」などの作品に出ているいい女優さんだとは思っているのですがあまりにもオーラが違いすぎます。
「きみ、何年水商売やってんの・・・・って、聞いてしまいそうです。」
実はこの「ハンニバル」僕の大好きな監督リドリー・スコットが撮っていて、これもいい作品なんですが、クラリスの違いがあまりにも鮮明すぎて、トーンダウンしてしまうもったいない映画です。
どの世界に生きていても、絶対にかなわないない素質と才能というものがあると思いますが映画という一握りの世界では100ワットと1万ワットの輝きの違いがあり、このジョディはまさに選ばれし輝けるスターです。
ぼくは自分はダイヤモンドの原石だと思って、自分を磨いてきたつもりでしたが、どうやら普通の石ころみたいですね、でも石ころでも磨けば少しはひかりますよ。
話は変わりますが、村上春樹さんの「羊をめぐる冒険」はかなり好きです。え、、関係ないって。
つづく・・・・。
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